2021-05-31 第204回国会 参議院 厚生労働委員会 第20号
若者期、現役期、そして高齢期、全てのところで安心できるような社会保障システムをつくっていくことが今求められているというふうに思います。
若者期、現役期、そして高齢期、全てのところで安心できるような社会保障システムをつくっていくことが今求められているというふうに思います。
先進諸国において、若者に関してどのような特徴があるのかということでございますけれども、この若者期というのを青年期から成人期への移行、トランジションですが、というふうに捉える傾向が強くなっておりまして、この成人期への移行のプロセスが長期化している。これは先進諸国に共通する特徴と指摘されております。
実は、ここに書いてある1から4というのは、今回の成年年齢を引き下げるに当たっての課題というよりも、若者期から大人になるということがどういう時期なのかということを整理したものでありますので、十八歳におろすとここの四つの権利がより拡大するという意味で書いたわけではないのです。
見ていただければ分かりますように、日本の人々のライフスパンを見ますと、今貧困率が高いのは、高齢期とこの二十—二十四歳をピークとする若者期と子供期という二つの山がございます。特に高齢期については女性の貧困率がまだまだ高いんですけれども、一生を通じて見ても、男性の貧困率で見ると、今、若いときの貧困のリスクと高齢期の貧困のリスクというのはほぼ同じ状況になっています。
それから、若者期、中高年期、高齢期などライフステージごとの生活が安定する。就業収入の確保と、低年金、無年金の回避。それから、ウエルビーイングの増大、ウエルビーイングというのは、WHOで定義づけられていますけれども、解釈としては、体や心、社会的に良好な状態であるということになります。イギリスのケアラーアクトという介護者のための法律の中では、ウエルビーイングを確保するということが目指されています。
○国務大臣(塩崎恭久君) 我々にとって若者が大事だということはもう言うまでもないわけであって、安定した雇用の中で経験を積んでもらって職業能力を付けてもらう、そして働きがいを持って仕事に取り組む環境整備をするということが重要だということはもう言うまでもないわけであって、若者期には、生涯にわたるキャリア形成のスタートですから、先ほど申し上げたとおり、やっぱり重要な時期で、このときに仕事を通じ多様な経験を